ポジショニング
Positioning
DX用語解説
自社の製品やサービスが競合と比べてどのような立ち位置にあるかを明確にすること。顧客に「なぜ自社を選ぶのか」を伝えるための戦略上の基盤となります。
さらに詳しく解説
ポジショニングとは、自社の製品やサービスが市場や競合他社と比べてどのような位置づけにあるかを明確に定め、顧客に「なぜ自社を選ぶべきか」を伝えるための戦略的な基盤となる考え方です。たとえば「価格が安い」「品質が高い」「特定の業種に特化している」など、自社ならではの強みを軸に、競合との違いを顧客の頭の中に明確に印象づけることを目的としています。
事業現場での活用例としては、中小企業がECサイトを立ち上げる際に「大手モールとは異なり、職人が手がけた国産素材にこだわる専門店」として打ち出すケースが挙げられます。このように立ち位置を明確にすることで、価格競争に巻き込まれにくくなり、自社の強みを的確に伝えるマーケティング施策や営業トークが組み立てやすくなるメリットがあります。
一方、注意点としては、ポジショニングは一度決めれば終わりではなく、市場環境や競合の動向に合わせて定期的に見直すことが重要です。また、社内で「自社の強みは何か」という共通認識が持てていないと、顧客へのメッセージがぶれてしまいます。DXを推進する上でも、自社の立ち位置を明確にしておくことが、デジタル施策の方向性を定める土台となります。