フォレンジック調査
Digital Forensics
IT基礎解説Overview
サイバー攻撃や情報漏洩などのセキュリティ事故が発生した際、原因究明や法的証拠の保全のために、パソコンやサーバーのログ、データを解析・調査する手法のこと。
さらに詳しく解説Details
フォレンジック調査とは、サイバー攻撃や情報漏洩などのセキュリティインシデントが発生した際に、パソコンやサーバーなどの電子機器から法的な証拠性を保ったままデータを収集・解析する手法です。
仕組みとしては、データの書き換えや改ざんを防ぐために、対象機器の記憶媒体から特殊な技術で精密な複製(イメージング)を作成し、削除されたログの復元や不正アクセスの経路を解析します。
事業現場でのメリットは、万が一の漏洩事故において、正確な被害範囲や原因を特定し、二次被害の防止や対外的な説明責任を果たせる点にあります。また、法的な証拠能力を持つため、訴訟や警察の捜査にも役立ちます。
注意点として、インシデント発生後に不用意に端末を操作したり再起動を繰り返したりすると、重要な証拠データが上書きされて消滅する恐れがあります。異常を検知した際は、速やかに端末をネットワークから遮断し、現状維持のまま専門家に調査を依頼することが極めて重要です。