ゼロトラスト

Zero Trust

IT基礎

解説

「社内のネットワークだから安全」という前提を捨て、すべてのアクセスを常に確認・検証するセキュリティの考え方です。テレワーク普及後に特に重要視されています。

さらに詳しく解説

ゼロトラストとは、「社内ネットワークにいるから安全」「信頼できるユーザーだから大丈夫」という従来の前提を捨て、あらゆるアクセスを「信頼しない(ゼロトラスト=信頼ゼロ)」として常に検証するセキュリティの考え方です。

従来のセキュリティは「社内は安全、社外は危険」という境界線の考え方でした。しかし、テレワークの普及やクラウドサービスの活用により、社員が社外から社内システムにアクセスする機会が増えたため、この境界線型の防御では不十分になってきました。

ゼロトラストの考え方では、①ユーザーは毎回本人確認(多要素認証など)を行う、②アクセスできるデータ・機能は業務上必要な最小限に限定する、③不審なアクセスは自動検知・遮断する、といった仕組みを組み合わせます。

中小企業がすぐにゼロトラストの完全な仕組みを構築するのは難しいですが、「多要素認証の導入」「クラウドサービスのアクセス権限の見直し」などの小さなステップから始めることが可能です。AIツールやクラウドを積極的に使う企業ほど、ゼロトラストの概念を意識することが重要です。