アクセスログ監視
Access Log Monitoring
IT基礎解説Overview
誰がいつどのシステムにアクセスしたかの記録(ログ)を定期的に確認する運用。不審なアクセスや設定変更を早期に発見するためのセキュリティ対策の基本。
さらに詳しく解説Details
アクセスログ監視とは、社内システムやクラウドサービスに「誰が・いつ・どこから・何をしたか」を記録したログ(履歴データ)を定期的にチェックし、不審な動きを早期に発見するセキュリティ対策の基本的な取り組みです。
たとえば、普段は日本国内からしかアクセスしない社員のアカウントが、深夜に海外のIPアドレスからログインしていた場合、アカウントの乗っ取りが疑われます。また、退職した社員のIDでシステムへのアクセスが続いていた、特定のファイルが大量にダウンロードされていた、といった異常もログ監視によって発見できます。
事業現場での主なメリットは、情報漏えいや不正アクセスの早期検知、内部不正の抑止効果、そしてインシデント発生時の原因調査が迅速に行える点です。金融・医療・小売業など顧客情報を扱う業種では特に重要な対策となります。
注意点としては、ログを記録するだけで「見ていない」状態では意味がありません。定期的なチェック体制の整備と、異常を検知した際の対応ルールをあらかじめ決めておくことが大切です。専任担当者がいない場合は、アラート自動通知機能を持つセキュリティツールの導入も有効な選択肢です。