発注点
Reorder Point
IT基礎解説Overview
在庫の減少に伴い、これ以上減ったら仕入れの手配を行うべき基準となる在庫量のこと。適切な発注点を設定・更新することで、勘に頼らない効率的な在庫管理が可能になります。
さらに詳しく解説Details
発注点とは、在庫切れを防ぐために、あらかじめ設定した仕入れの手配を行う基準となる在庫量のことです。具体的には「1日の平均出荷量×調達期間(リードタイム)+安全在庫」という計算式で算出されます。この仕組みをITシステムに組み込むことで、手動での確認不要で自動的に発注アラートを出すことが可能になります。
事業現場での具体的な活用例として、小売業や製造業において、過去の販売データから最適な発注点を算出し、システムに登録しておく運用が挙げられます。これにより、担当者の勘や経験に頼ることなく、過剰在庫による保管コストの増加や、在庫切れによる販売機会の損失を防ぐメリットが得られます。ただし注意点として、季節変動やトレンド、サプライチェーンの乱れによる調達期間の変化に応じて、定期的に発注点の設定値を見直す必要があります。