SLA(サービスレベル合意)
Service Level Agreement
IT基礎解説
AIやITサービスを提供する会社(ベンダー)と利用者の間で、サービスの品質・稼働率・対応時間などを契約で取り決めたものです。
さらに詳しく解説
SLA(Service Level Agreement)とは、AIツールやITサービスを提供するベンダーと利用企業の間で、「どのレベルのサービスを保証するか」を明文化した契約上の合意事項です。
SLAに含まれる主な項目としては、①稼働率(例:年間99.9%の稼働を保証)、②障害発生時の復旧時間(例:4時間以内に復旧)、③問い合わせ対応時間(例:平日9時〜18時、24時間以内に回答)、④データのバックアップ頻度、⑤SLAを守れなかった場合のペナルティ(返金・クレジット)などがあります。
AI導入の失敗事例として、「システムが頻繁に止まるのに、契約にSLAの規定がなく補償を受けられなかった」「問い合わせしても何日も返答がなかった」という例が多く報告されています。
中小企業がAIツールを契約する際は、SLAの内容を必ず確認し、自社の業務に支障が出ないレベルの稼働率・サポート体制が保証されているかを事前に把握することが重要です。特に業務の根幹に関わるAIツールほど、SLAの水準を厳しく確認しましょう。
中小企業での活用ポイント
使いどころ
SLA(サービスレベル合意)は、業務の判断基準や顧客対応、社内ナレッジを整理するときに確認しておきたい用語です。導入前に意味を揃えることで、ツール選定や社内説明のズレを減らせます。
注意点
言葉だけを先に決めるのではなく、どの業務で使うか、誰が確認するか、成果をどう測るかまで一緒に整理することが重要です。
関連用語
自社での使い方を相談する
SLA(サービスレベル合意)を自社の業務に当てはめる場合は、対象業務、既存データ、運用担当者、成果指標を先に整理すると判断しやすくなります。