カスタマー360

Customer 360

DX用語

解説

購買履歴・問い合わせ内容・メール開封状況など、ある顧客に関するすべての情報を一画面で確認できるようにした顧客の360度ビューのことです。

さらに詳しく解説

カスタマー360とは、一人の顧客に関するあらゆるデータ(購買履歴・商談記録・問い合わせ履歴・メール開封・Webサイト閲覧・SNSでのやり取りなど)を一か所にまとめて一覧できる状態のことです。顧客を「360度=全方向から」見るというイメージからこう呼ばれています。

例えば、営業担当者が顧客に電話する前にカスタマー360を確認すると、「先週価格ページを3回閲覧している」「先月問い合わせを送ってきた」「3年前に別の製品を購入している」といった情報がまとめて表示されます。この情報をもとに、より的確な提案や対応が可能になります。

中小企業では顧客情報がExcel・メール・名刺・担当者の記憶など分散していることが多く、引き継ぎ時に困ることが珍しくありません。カスタマー360を実現するCRMやデータ管理ツールを導入することで、顧客情報を一元化し、営業チーム全体で共有できる環境を作ることができます。

中小企業での活用ポイント

使いどころ

カスタマー360は、業務の判断基準や顧客対応、社内ナレッジを整理するときに確認しておきたい用語です。導入前に意味を揃えることで、ツール選定や社内説明のズレを減らせます。

注意点

言葉だけを先に決めるのではなく、どの業務で使うか、誰が確認するか、成果をどう測るかまで一緒に整理することが重要です。

自社での使い方を相談する

カスタマー360を自社の業務に当てはめる場合は、対象業務、既存データ、運用担当者、成果指標を先に整理すると判断しやすくなります。