ログ監視
Log Monitoring
IT基礎解説
システムやネットワーク上の操作・通信の記録(ログ)を継続的に確認し、不審な動きを早期に発見する作業。誰が確認し誰が判断するかが決まっていないと、異常があっても見逃される。
さらに詳しく解説
ログ監視とは、社内システムやネットワーク上で日々記録される「操作履歴(ログ)」を継続的にチェックし、不正アクセスや異常な動作を早期に検知する取り組みです。誰がいつどのファイルを開いたか、どの端末からシステムにログインしたかといった記録が自動的に蓄積されており、これを分析することでセキュリティ上の問題を素早く見つけることができます。
ただし、大規模なシステムでは1日に数百万件ものログが生成されることもあり、人手だけで全件確認するのは現実的ではありません。そこで近年注目されているのがAIを活用した自動分類・異常検知です。AIは通常の操作パターンを学習し、「深夜に大量のファイルがダウンロードされた」「通常とは異なる海外のIPアドレスからアクセスがあった」といった不審な動きを自動で検出・通知します。
具体的な活用例としては、従業員の退職直前に機密情報へのアクセスが急増した際にアラートを上げたり、マルウェア感染の初期症状を検知したりといったケースがあります。迅速な対応により被害を最小限に抑えられる点が大きなメリットです。一方で、誤検知(正常な操作を異常と判断すること)が発生する場合もあるため、AIの判断をそのまま鵜呑みにせず、担当者が最終確認を行う運用体制を整えることが重要です。
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