エッジAIデバイス

Edge AI Device

AI用語

解説

インターネットに頼らず、機器そのものの中でAIが判断・処理を行う小型端末です。工場や店舗の現場でリアルタイムに異常検知や自動制御ができます。

さらに詳しく解説

エッジAIデバイスとは、クラウド(インターネット上のサーバー)にデータを送らずに、カメラや機械などの端末自体にAIの処理機能を内蔵した機器のことです。「エッジ」とは「現場の端末」を意味し、データをその場で処理するため、応答速度が非常に速いのが特長です。

従来のAIシステムはデータをクラウドに送って分析するため、通信遅延が発生したり、通信コストがかかる問題がありました。エッジAIデバイスはこの課題を解決し、工場の製造ラインや店舗のレジ付近など、即座な判断が求められる現場で威力を発揮します。

中小企業での活用例としては、製品の外観検査(不良品の自動排除)・防犯カメラでの不審行動検知・機械の異常音検知による故障予防などがあります。インターネット環境が不安定な地方の工場や倉庫でも安定して動作するため、通信環境の整備コストを抑えられるメリットもあります。

導入コストは製品によって幅がありますが、近年は中小企業でも手の届く価格帯の製品が増えています。